血液検査及び凝固検査における検査前過誤の要因
各種薬剤 の影響
  • 点滴チューブから採取した血液検体は輸液により希釈されている可能性がある。
  • ヘパリンの混入はAPTT延長等の凝固検査結果異常を来すため、特にヘパリンロック部位からの採血時にはヘパリンの混入がないよう注意を要する。
  • 脂肪乳剤の混入した検体では、自動血球計数機で白血球偽性高値となる場合がある。

※生化学検査でも希釈による測定値の低下が起きるが、輸液の内容によっては、測定値が高値となる場合(糖・電解質など)がある。  
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