便検体の採取について
3. 便中ヒトヘモグロビンの場合採便の回数

大腸癌からの出血は一般的に間欠的なため、時間を置いて採取する複数検体による検査が感度の点で望ましい。免疫学的便潜血検査(便中ヒトヘモグロビン検査)は2日法で行う。2日法は1日法より感度が高く、特に早期癌での感度が高い。特異度は2日法で若干低下するが、感度の上昇の利点のほうが有益である。

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