微生物検査における検体採取についての注意点
喀痰

一般的に、早朝起床時の自然喀出痰が、病原微生物の検出に適していると言われています。出来れば、口をゆすいでから採取することをお勧めします。唾液やうがい液では病原微生物の検出が難しい場合があります。膿性の部分や、血性の部分がある場合は、出来るだけその部分を提出して下さい。提出用の容器は、口の小さいものが多いので、採取の際には滅菌シャーレなどに喀出してから滅菌スポイトなどで容器に入れる様にしている施設もあります。冷蔵保存で提出します。

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